岩手でのこと。
出張先ではいつもファンシーな話を持ち込んでくる一連の人々が居て、昔から有名である。いわゆる「イっちゃってる」人々であり、彼らとの議論は成立しない。
そういう人たちは大抵、初日最初か、最終日最後に回されることが多いのだが、彼は最終日前日の最後に居た。確か、去年もどこかの最後で見た気がする。
しかし、その彼の違うところは、
- まっとうな職を得て居て現役
- おそらくまっとうな仕事もある程度している(検索すると分かる)
- 英語もある程度堪能である(検索すると分かる)
- 二十数年前には予算も取っていた(検索すると分かる)
- 彼は過去にボスに捨てられた(検索すると分かる。不本意に捨てられたかどうかは不明)
- 彼の話自体は全然ファンシーではないが、中身も根拠も全然ない
- もし、内容を非難したならば、きっと彼は、次回は頑張ります、と謝罪するだろう。
である。最初は鼻で笑う話だと思っていたのだが、ふと、彼って自分とどこが違うのだろうと思えてしまった。単に「程度の差」ではないだろうか?
彼に同情の余地は全くないが、自分の現状には反省する箇所が大いにあると思った。