slingの健康日記

体と心の健康、たまに海外出張

昔の職場の知り合いが定年退職した

昔の職場から広報誌が送られてきた。いつもながら嫌味たっぷりな自慢話ばかりで辟易していたら、最後のページに、見覚えのあるお顔があった。Iさんの定年退職の挨拶であった。
Iさんは自分より二つ三つ年上で、自分がその職場に採用されて働き出したときには既にいらして活躍しておられた。とても気さくな人柄で、自分のような新参者にもにこやかに接して下さったのだが、いつも歩き方が少しふらふらしているような気がしていた。自分にはそれが、単にIさんの人の善さをさらに高めているようにしか見えなかった。
しかし、広報誌によれば、彼が32才(1991年3月)のときに「脳出血を起こし大学病院に運ばれて、、、右半身にダメージが残った」とある。そうだったのか、、、。ご病気だったとは。病気後も裏方として、仕事場全体を全力で支えておられたとのこと。

数年前に、その旧仕事場に出かけた際に、M君と二人で某横丁で飲んでいると、ふいに「僕のこと覚えてますか?」と声をかけて下さったのを覚えている。なぜかFさんと二人で飲んでおられた。そのときはどうしてFさんと一緒に飲んでいるのかわけが分からなかったが、この広報誌を読んで氷解した。同じプロフェッションだったのだ。

Iさん、いつまでもお元気で。そして自分もちょっと節制しよう。