70mをサイトを引っ込めずに射つにはポンドアップしかない、と急に思い立ち、行き当たりばったりにbow weightを上げて見ることにしました。Hoytのマニュアルを見るとやり方は簡単らしく、
【1】表側の大きな調整ねじの現在位置に鉛筆で印を付ける
- ハンドルとねじ(上図の大きな丸い円盤)の両方に付けます。
- 注意:インチねじなので六角レンチも当然インチサイズです。HOYTのハンドルを購入すると専用のレンチが付属してきます。かなり強い力で締めますから、間違ってもミリサイズのレンチで間に合わせようなどと思ってはなりません。
【3】表側の調整ねじを必要回数だけ時計回りに回します。
- この調整ねじは、裏のロックねじを緩めた角度分だけしか回らないので、もっと回したいときは、ロックねじをその分だけさらに緩めます。
- 表裏両側に六角レンチを入れて締めるとずれません。
- 注意:上リムと下リムの調整ねじは同回転だけまわします。上下で回す回数が異なると、チラーが変わります。
- チラーハイトを変えるには締め方を上リムと下リムとでずらせば良いのです。
- なお、GMXは調整ねじのピッチを狭くしたため、弦を張ったままで調整可能なのが売りらしいのですが、私はそんな恐いことはできません。
さてその結果は、ポンド数をまず「半回転分だけ」上げた翌日の日曜午前。最初、18m sight =12、30m sight= 34、劇的には変わりませんが、まぁ少しは上がったかな、と思って30mで射ち続けました。すると、、
- X00988 5 (二つ目の数字は各エンドの減点数)
- 997766 16 1 (三つ目の数字は10を引いた後の和)
- X08887 9 0
- 998888 10 0
- 098885 12 2
- 099877 10 2 298
ここでハイトとチラーを測りました。tiller 7-2/8, 7-0 (brace 8-6/8)でした。サイトは最後のエンドでsight=36になっていました。あれ、前と全然変わってません。半回転くらいでは効果が無いのでしょうか?続けて次の36射に行きます。
- X99887 9
- X99984 11 0
- X00998 4 -6
- 998776 16 0
- 999986 12 2
- 988765 17 9 291
「ここで52点出せば」と言うような欲と言うかプレッシャがやはり最後のエンドで働くと覿面に駄目になるようです。もう11時をまわったので後少しで終了です。もう一回、、
- 999877 11
- 099877 10 1
- 098866 13 4
結構良いペースだったのですがそろそろ時間になったので、一番最後に18m 3-dotsをやって、サイトを確認しました。 sight=14でした。結局、半回転だけ締めたのではサイトは14-36で全く変わりませんでした。そこで、帰宅後、さらに締めてトータルで二回転アップとしました。今週の土曜は二回転増し締めの分、サイトを予測調整してから始めなければなりません。