slingの健康日記

体と心の健康、たまに海外出張

魔法の五十メートル

このところ、ずっと50mを射ってみたいなと思っていたのですが、Nさんに言うと「まだ早い、だめ」って言われそうでなかなか言い出せないでいました。今日、Kbさんが途中から50m射っていらして「50は感触が違いますねぇ」とおっしゃっているのを聞き、ついに我慢できなくなりました。午後、だいぶ人数が減って空いてきた頃、Nさんに「まだ無理でしょうか」と勇気を出して聞いてみました。「いいよ」の返事。やったやった!。まず最初はサイトを15くらい上げて貰い、引いてみるだけ。横からNさんにバランスを見てもらい、一旦引き戻してまた調整、「これで射って見て」で初挑戦。的紙なんか遙か遠くで狙うも何もありません。クリッカだけがたよりです。
最初の二本を外した後、結局、サイトは30mの位置から+17upして53にすると、リリースしてからだいぶ後にトンというかすかな音が聞こえました。何と不思議なことでしょう。クリッカーだけを頼りに、自分の射型だけを信じてリリースすると数秒後に的に当たる音が聞こえるのです。まるで魔法のようです。

  • 電探の信号をオシロで観測しながら必死で敵機の位置を探る潜水艦乗組員?
  • それとも何かの宗教みたいに、クリッカを信じるものは救われる?

練習時間も終わりに近づいていたので、五エンド(各六本)くらい行射して仕舞いにしました。各エンドでミスは一つくらいの勘定でした。初回にしてはごく上出来だったと大満足。すさまじいほどの日焼けでアームガードの痕もくっきりとついた腕で帰宅しました。
〔メモ〕サイトの位置は、YamahaαSX(30 lb)で、18m=26、30m=36、50m=53がいまのところよさそうです。ちなみにKbさんは50mでのサイトは10upとおっしゃっていました。ポンド数が高い弓をお使いだからでしょう。